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GIN BRAND

ジーヴァイン フロレゾン

G'Vine Floraison

ジーヴァイン フロレゾンのボトル

フランス・コニャック地方のメゾン・ヴィルヴェールがつくる、ブドウの花を蒸溜するジンです。

ウニ・ブラン種のブドウの蒸溜酒をベースに、6月に咲く花を手で摘み、原料酒に浸して蒸溜します。

メーカーは香りを「フレッシュで花のよう」と紹介し、G'Vine&トニックなどを勧めています。

銘柄スペック

銘柄名ジーヴァイン フロレゾン(G'Vine Floraison)
アルコール度数40.0%
誕生2006年
蒸溜所メゾン・ヴィルヴェール

ジーヴァイン フロレゾンを購入できるサイト

PR/アフィリエイトリンク。価格・在庫は各販売サイトでご確認ください。

目次

  1. ブドウの花を蒸溜するジン
  2. ブドウの花は6月に咲き、機械では摘めない
  3. 10種の植物とスパイスは、別々に蒸溜する
  4. 4回蒸溜した原料酒に、蒸溜した香りを合わせ、もう一度蒸溜する
  5. ブランドが語る物語
  6. メーカーが紹介する味わいと飲み方
  7. 同じメゾンのほかの製品

ブドウの花を蒸溜するジン

G'Vine Floraison(ジーヴァイン フロレゾン)は、フランスのコニャック地方でつくられるジンです。メゾン・ヴィルヴェールは、これを「ブドウとブドウの花から蒸溜した、最初のフランスのジン」と紹介しています。原料はブドウです。設計したのは、創業者のジャン=セバスチャン・ロビケ(Jean-Sébastien Robicquet)です。[1]

登場は2006年。Difford's Guideによると、米国での発売は同年の後半でした。穀物を使うのが一般的なジンのなかで、G'Vineはウニ・ブラン種のブドウでつくった蒸溜酒をベースにします。この原料酒がジンに骨格と温かみ、まとまりを与える、というのがブランドの説明です。[2][3][4]

ウニ・ブランはトスカーナ原産です。14世紀にアヴィニョンの教皇庁を通じてフランスに入り、南フランスの気候と土壌になじんだといいます。銘柄名のFloraisonについて、The Gin Guildは、ブドウの花が年に一度、数日だけ咲く時期をフランス語でそう呼ぶと説明し、この時期のはかない香りをとらえたジンだと紹介しています。[3][5]

ブドウの花は6月に咲き、機械では摘めない

主役は、ブドウの花です。花は繊細すぎて機械では扱えず、ひとつずつ手で摘みます。咲くのは6月。わずか5日間で、その間に摘まなければならないと、ブランドは書いています。[2][6]

摘んだ花はアルコールに浸し、香りを移します。浸すのはブドウでつくった原料酒。期間は5日間です。Difford's Guideは、花びらを小さな布袋に入れて数日間浸す、と書いています。[2][4]

浸した花は、フロレンティン式蒸溜器(Florentine still)で蒸溜します。メゾン・ヴィルヴェールは、香りの繊細な素材から成分を取り出すための蒸溜器としてこの型を使い、製品ページはその工程を「高級な香水づくりにヒントを得た方法」と述べています。[1][7]

10種の植物とスパイスは、別々に蒸溜する

ブドウの花に加えて使うのは、「10種の植物とスパイス」。ジュニパーはマケドニア産です。公式サイトは、これも10種の一部と紹介しています。[1][2][3]

名前がわかる素材は、Difford's Guideの記事にあり、ジュニパーベリー、ジンジャーの根、リコリス、カシア、カルダモン、コリアンダー、クベバ、ナツメグ、生のライムの9種を挙げています。花を加えて10種。The Gin Guildも、ジュニパーとほかのボタニカル8種に花を加える書き方で、数え方は合計10種です。公式の「花に加えて10種」とは、1つ合いません。ジンジャーとカルダモンは、The Gin Guildの紹介にも出てきます。[4][5]

Difford's Guideによると、ブドウの花以外の素材は風味で4つのグループに分け、グループごとにブドウの原料酒へ2〜5日浸したうえで、できた4種類の浸漬液を別々に蒸溜します。[4]

4回蒸溜した原料酒に、蒸溜した香りを合わせ、もう一度蒸溜する

ベースは、毎年9月にブドウを醸造し、4回蒸溜してつくる純度96.4%の原料酒です。その上で、10種の植物とスパイスは銅製の蒸溜器で別々に蒸溜し、花は摘んだばかりの状態でフロレンティン式蒸溜器にかけます。最後に全部を合わせ、もう一度蒸溜します。[1][2][4]

最後の蒸溜に使うのは、「リリー・フルール(Lily Fleur)」と名づけた銅製のポットスチル。蒸気の入った外套で温めます。最終的に水で割ります。度数は40.0%です。[8][4]

G'Vine全体のつくり方について、植物とスパイスを一つずつ独立してブドウの原料酒に浸し、最後の蒸溜でひとつにする、と公式サイトは説明しています。[2]

ブランドが語る物語

ブランドによると、ブドウの花を使うのはロビケの発想で、フランス語版の公式サイトにも、ブドウの花の使用はロビケの並外れた着想だという趣旨の一文があります。メゾン・ヴィルヴェールは、ロビケ家の歴史を1487年のジェアン・ロビケまでさかのぼると語っています。[3][9]

製品ページによれば、G'Vineは、フランスの優雅さを、自由で花のような、型にはまらない姿で表したジンです。[1]

メーカーが紹介する味わいと飲み方

メゾン・ヴィルヴェールは、香りを「フレッシュで花のよう」、口当たりを「ブドウの丸みとブドウの花の爽やかさ」、余韻を「フレッシュで力強い」と紹介しています。飲み方は、氷を入れた冷たいグラス、G'Vine&トニック、アレンジしたモヒート、コリンズなどです。[1]

The Gin Guildの銘柄ページには、エルダーフラワー風味のトニックで割り、白ブドウを添える飲み方が載っています。分類はコンテンポラリージンです。[5]

同じメゾンのほかの製品

G'Vineには、バー向けのNouaisonもあります。The Gin Guideの記事によると、度数は43.9%。Floraisonの40%より高い設定です。桃を使ったJUNEは、同じメゾンのジンリキュールです。[10][8][9]

ボタニカル

色付きはこの銘柄の特徴となるボタニカルです。

つくり手:メゾン・ヴィルヴェール

メゾン・ヴィルヴェールは、コニャック地方にあるフランスの独立した家族経営の会社です。公式サイトは、ロビケ家の歴史を1487年のジェアン・ロビケまでさかのぼり、16世紀にはコニャック取引の草分けのひとつだったと説明しています。会社そのものは2…

メゾン・ヴィルヴェールの歴史とつくり方を読む >

よくある質問

G'Vine Floraisonは何からつくられていますか。
ウニ・ブラン種のブドウでつくった蒸溜酒がベースです。ブドウの花と、10種の植物・スパイスを蒸溜した液を合わせて、最後にもう一度蒸溜しています。
度数は何%ですか。
メゾン・ヴィルヴェールの製品ページでは40%です。
ブドウの花はいつ摘みますか。
ブドウの花が咲くのは6月です。公式サイトによると、咲くのは6月の5日間だけで、花は繊細なため、ひとつずつ手で摘みます。

参考資料

  1. Maison Villevert(G'Vine Floraison 製品ページ)
  2. G'Vine(ブランド公式サイト)
  3. G'Vine(ブランド公式サイト、フランス語)
  4. Difford's Guide
  5. The Gin Guild
  6. G'Vine(ブランド公式サイト)
  7. Maison Villevert(アデオナ紹介ページ)
  8. The Gin Guide(2018年3月26日の蒸溜所取材記事)
  9. G'Vine(ブランド公式サイト、メゾン紹介)
  10. About Drinks(ロビケ氏へのインタビュー)

最終更新:2026-09-29 内容の誤りを知らせる