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GIN BRAND

ヘルノ ドライジン

Hernö Dry Gin

ヘルノ ドライジンのボトル

スウェーデンのヘルノ・ジンが、ダーラ村の蒸溜所でつくる有機のロンドンドライジンです。

リンゴンベリーやバニラを含む8種を使い、ジュニパーとコリアンダーを先に浸してから蒸溜します。

メーカーは、丸みのあるジュニパーと柑橘、バニラの甘さが続く味わいだと紹介しています。

銘柄スペック

銘柄名ヘルノ ドライジン(Hernö Dry Gin)
スタイルロンドンドライジン
アルコール度数40.5%
容量500ml
誕生2012年
蒸溜所ヘルノ・ジン蒸溜所

ヘルノ ドライジンを購入できるサイト

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目次

  1. スウェーデンの村でつくる、有機素材のロンドンドライジン
  2. 8種のボタニカルには、地元産のリンゴンベリーも入る
  3. ジュニパーとコリアンダーだけを先に18時間浸してから蒸溜する
  4. ブランドが語る物語
  5. 同じ蒸溜液から、ネイビーストレングスとスロージンが生まれる
  6. メーカーが紹介する味わい

スウェーデンの村でつくる、有機素材のロンドンドライジン

ヘルノ ドライジンは、スウェーデンのヘーネサンドに近い村ダーラにあるヘルノ・ジン蒸溜所の標準のジンです。メーカーの紹介では、天然の有機ボタニカルでつくる有機のロンドンドライジン。度数は40.5%です。[1][2][3]

ロンドンジンは、EUの規則で条件が決まった区分です。蒸溜したあとに着色はできず、甘味も最終製品1リットルあたり0.1gまでに限られます。[4]

ヘルノがこのジンをつくっているのは、ロンドンから遠いスウェーデンの、「ハイコースト」と呼ばれる土地です。[3]

酒の専門サイトDifford's Guideはこのジンを「Hernö Organic Swedish Dry Gin」の名で載せ、2012年12月に発売されたと書いています。ジン専門サイトGin Foundryも、発売日を2012年12月1日としています。[5][6]

8種のボタニカルには、地元産のリンゴンベリーも入る

ボタニカルは8種類。ジュニパーベリー、コリアンダーシード、レモンの皮、カシア、黒胡椒、バニラ、メドウスイート、リンゴンベリーで、公式サイトの一覧とDifford's Guide、Gin Foundryの一覧は同じ8種で一致します。[1][5][6]

創業者のジョン・ヒルグレンは、ベリーの風味や果実らしさ、花の香りをもっと持たせたジンを目指した、と公式サイトにあります。[3]

産地については、酒の情報サイトDrink Planetの2019年の記事が、ハンガリー産のジュニパーベリー、ブルガリア産のコリアンダー、イギリス産のメドウスイート、マダガスカル産のバニラ、地元産のリンゴンベリーを挙げています。メーカー自身は産地を一つずつ示さず、世界中から集めた有機のボタニカルだと書くにとどめています。[7][3]

ジュニパーとコリアンダーだけを先に18時間浸してから蒸溜する

つくり方の特徴は、ボタニカルを入れる順番にあります。Difford's Guideによると、まずジュニパーとコリアンダーだけをスピリッツに入れ、蒸溜器を70℃ほどまで温めます。そこで火を止め、そのまま約18時間浸します。残りのボタニカルを加えるのは、そのあとです。Gin Foundryも、ジュニパーとコリアンダーで18時間浸してから残りを加えて蒸溜すると説明しています。[5][6]

土台のスピリッツは、スウェーデン産の冬小麦からつくった有機のスピリッツです。度数を下げるための水には、ダーラにある自前の井戸の水を使います。氷河期にできた地層で自然にろ過された水だ、とメーカーは説明しています。[3][5]

Difford's Guideは、このジンをワンショットでつくると書いています。ワンショットとは、濃い原酒をつくってから中性スピリッツで割り増すのではなく、1回の蒸溜で瓶詰めに必要な量をつくる方法です。蒸溜のあとに足すのは井戸の水だけで、度数を瓶詰めの強さまで下げます。風味を残すため、冷却ろ過もしていません。[5][3]

公式サイトによると、蒸溜器はドイツのアーノルド・ホルスタイン社が手でたたいてつくった銅の単式蒸溜器です。2013年のGin Foundryの記事とDifford's Guideは、250リットルの「キルスティン」で蒸溜すると書いています。2基目のマリットが入る2014年より前の情報です。ヘルノの2020年11月の発表では、それまで主な生産は1,000リットルのマリット1基が担い、キルスティンは限定生産と製品開発に使っていたとしています。いまドライジンをどの蒸溜器でつくっているかは、公式の製品ページには書かれていません。[3][5][6][8]

ブランドが語る物語

ブランドによると、始まりは1999年のロンドンです。ヒルグレンはそこでバーテンダーとして働いていて、スウェーデンにジンの蒸溜所をつくる考えが形になりはじめたといいます。The Gin Guildは、1990年代末のジン復興のなかで、ジュニパーが前に出る古典的な味わいに惚れこんだと紹介しています。[9][10]

Gin Foundryによると、ヒルグレンはロンドンのInstitute of Brewing and Distilling(醸造と蒸溜の専門団体)で学んだ、蒸溜所のマスターディスティラーです。2011年に蒸溜所を開き、翌年の12月にこのジンを世に出しました。[6][3]

同じ蒸溜液から、ネイビーストレングスとスロージンが生まれる

ドライジンは、ヘルノのほかのジンの土台にもなっています。度数57%のネイビーストレングスは、ドライジンと同じ蒸溜液を薄める量を減らしたもの。メーカーはそう説明しています。度数30%のスロージンは、ドライジンに有機のスローベリーを浸したものです。[2]

度数43%のオールドトムは、ドライジンと同じボタニカルを使い、メドウスイートを多めにしたジンです。メーカーの製品一覧には、ジュニパーの木でつくった樽で寝かせたジュニパー・カスク(47%)も並んでいます。ブランドは、これを「ジュニパーの木の樽で熟成させた世界初のジン」としています。[2]

メーカーが紹介する味わい

公式サイトによると、香りは丸みのあるジュニパーに、新鮮な柑橘と、花のような複雑さが重なります。口に含むと、豊かでわずかに油分を感じる質感。コリアンダーの青く、はじけるようなスパイスの風味に、バニラとカシアのまろやかな甘さが続く、とメーカーは紹介しています。[1]

余韻については、柑橘とジュニパーが長く残り、黒胡椒がかすかに感じられると説明しています。The Gin Guildは、ストレートでも、定番のジントニックでも楽しめるジンとして紹介しています。[1][10]

ボタニカル

色付きはこの銘柄の特徴となるボタニカルです。

つくり手:ヘルノ・ジン蒸溜所

ヘルノ・ジン蒸溜所は、スウェーデンの町ヘーネサンドに近い、ダーラという小さな村にあります。公式サイトは、2011年に開いた「スウェーデンで最初のジン蒸溜所」だと紹介しています。所在地はDala 152。田園のなかの蒸溜所です。

ヘルノ・ジン蒸溜所の歴史とつくり方を読む >

よくある質問

ヘルノ ドライジンの度数は何度ですか。
公式サイトの表示は40.5%です。同じ蒸溜液を薄める量を減らしたネイビーストレングスは57%です。
どんなボタニカルを使っていますか。
ジュニパーベリー、コリアンダーシード、レモンの皮、カシア、黒胡椒、バニラ、メドウスイート、リンゴンベリーの8種類です。公式サイトは、いずれも有機のボタニカルだとしています。
どこでつくられていますか。
スウェーデンのヘーネサンドに近いダーラ村にある、ヘルノ・ジン蒸溜所です。2011年に開かれました。

参考資料

  1. Hernö Gin 公式サイト(Hernö Dry Gin 製品ページ)
  2. Hernö Gin 公式サイト(Our Gins)
  3. Hernö Gin 公式サイト(Hernö Gin Distillery, Home of Swedish Gin)
  4. legislation.gov.uk(英国政府。EU規則2019/787 付属書I、採択時の原文)
  5. Difford's Guide(Hernö Organic Swedish Dry Gin)
  6. Gin Foundry(2013年12月12日)
  7. Drink Planet(2019年7月3日・ヘルノ日本発売ニュース)
  8. Hernö Gin プレスリリース(Mynewsdesk、2020年11月17日)
  9. Hernö Gin 公式サイト(2024年11月14日の記事)
  10. The Gin Guild(Hernö Gin 生産者紹介)
  11. The Gin Guild(Hernö Dry Gin)
  12. The Gin Guild(Hernö Gin distillery)
  13. 株式会社都光(2022年5月・ヘルノ オールドトム ジン受賞のお知らせ)

最終更新:2026-10-01 内容の誤りを知らせる