PR/本ページはアフィリエイト広告を含みます
GIN BRANDサイレントプール ジン
Silent Pool Gin
- 生産国イングランド サリー州
- 度数43.0%
- 容量700ml
イングランド・サリー州の湖畔にあるサイレントプール蒸溜所がつくる、24種のボタニカルのジンです。
素材ごとに浸漬、蒸気、花の浸出と香りの取り出し方を変え、最後に地元の蜂蜜を加えて蒸溜します。
ブランドは、ジュニパーを軸にした豊かでクリーンな味わいと、地元の蜂蜜のほのかな甘みを挙げています。
銘柄スペック
| 銘柄名 | サイレントプール ジン(Silent Pool Gin) |
|---|---|
| スタイル | ロンドンドライジン |
| アルコール度数 | 43.0% |
| 容量 | 700ml |
| 蒸溜所 | サイレントプール蒸溜所 |
サイレントプール ジンを購入できるサイト
PR/アフィリエイトリンク。価格・在庫は各販売サイトでご確認ください。
目次
湖のほとりの農場跡で生まれたジン
産地はサリーヒルズ。イングランド南東部のサリー州です。蒸溜所があるのは、ノーサンバーランド公爵が所有するアルバリー・エステートの一角、古くからの湧き水をたたえた湖「サイレント・プール」のほとりです。[1][2][3]
始めたのは、英国のテレビ局ITVで30年近く商業部門の責任者を務めたイアン・マカロックと、共同創業者のジェームズ・シェルボーンです。共通の友人を通じて知り合った二人の蒸溜所は、2014年に開業しました。[4][5][6][7]
建物は、もとは牛舎です。マカロックが場所を探したとき、エステート側が示したのは、湖に隣り合う使われなくなった牛の搾乳小屋と、傷んだ農場の建物でした。改装して蒸溜所にしました。[4][1]
所有者も変わりました。2023年9月、ウィリアム・グラント&サンズが金額を明かさずにサイレントプール・ディスティラーズを買収しました。買収の時点でジンはすでに30か国以上に輸出されていましたが、生産はサリーヒルズの蒸溜所に残すと発表されました。[7][8]
24種のボタニカルの要は、地元の蜂蜜
ボタニカルは24種類。中心は蜂蜜です。公式サイトは地元の蜂蜜を「最も大切にしているボタニカル」と呼び、なめらかで豊かな口当たりの要だと説明しており、その蜂蜜はアルバリー・エステートの巣箱から採ったものです。[9][10][2]
巣箱の説明は、資料によって違います。イタリアの輸入元ヴェリエは2024年の記事で、蒸溜所が信頼する養蜂家セルジオが世話をする125の巣箱と紹介していますが、2016年のGin Foundryの記事では、隣のブドウ園が持つ巣箱でした。[11][12]
公式サイトはほかのボタニカルを香りの役割ごとに紹介していて、軸になるジュニパーベリーを、グレインズ・オブ・パラダイスとティムールペッパーが引き立てる形です。花は3つ。ラベンダー、カモミール、ローズです。柑橘はオレンジと、ふつうのライム、タイのライムの組み合わせです。さらに、柑橘のような香りをもつコリアンダーシード、土っぽさを添えるベチバー、奥行きを出すカルダモンが加わります。[9][2]
残りは酒の専門サイトが補います。Gin Foundryは2016年の記事で、リコリス、カシア、オリスルート、ベルガモット、クベバ、アンジェリカルート、エルダーフラワー、リンデン、ビターオレンジ、生と乾燥の洋梨を挙げました。産地にも触れていて、ジュニパーはボスニア産とマケドニア産、こぶみかんの葉はイングランドのエセックス産で、The Gin Guildはアンジェリカをポーランド産としています。[12][6]
日本の輸入元は、2017年の発表でラベンダーを地元産のオーガニックと紹介しています。[13]
香りの性格ごとに、4つの段階に分けてつくる
丈夫な素材と壊れやすい素材を、同じやり方では扱いません。工程は4段階。ブランドはこの組み立てを「モザイク・アプローチ」と呼び、素材ごとに香りの取り出し方を変えています。[3][4]
最初は浸漬です。ボスニア産のジュニパーやリコリス、カシアといった土台になるボタニカルを、蒸溜器の中で24時間スピリッツに浸けます。ブランドの説明では、ここで溶け出す濃い精油が味わいの骨格になります。ベーススピリッツは小麦から。[4][3][2]
2つめは蒸気です。蒸溜器の首にかごを吊るし、ライムの皮やオレンジなどの果物を入れておくと、下から上がってくる蒸気がかごを通り抜け、明るい香りを連れていきます。この方法をヴェイパー・インフュージョンと呼びます。日本の輸入元は、華やかな香りはヴェイパー・インフュージョンから、コクのある味わいは浸漬から生まれると説明しています。[4][3][2]
3つめは「ティー」。The Gin Guildによると、ローズの花びらやエルダーフラワーのような繊細な花は蒸溜の工程に耐えられないため、別の容器で24時間スピリッツに浸けて香りを引き出し、その液を蒸溜器に加えます。ブランドは「イングランドのジンのブランドですから」と添えて、この工程を巨大なティーバッグにたとえています。Gin Foundryによると、この浸漬にはより度数の高いスピリッツを使い、ろ過してから蒸溜器に移します。[4][3][12]
最後は蜂蜜です。これを蒸溜器へ直接加えてすべてをいっしょに蒸溜し、立ちのぼる蒸気は何段にも仕切られた精溜塔を上っていきます。Gin Foundryの2016年の記事では、塔の高さは10フィート(約3m)。抜けるころには度数がおよそ90%に達し、取り分ける中溜(ハート)はおよそ135リットルでした。割り水は湖の水です。同じ記事では、サイレント・プールの湧き水をろ過して43%まで下げていました。[3][4][12][2]
最初の蒸溜器「ジュリエット」は350リットル。ブランドのサイトによると、修復した古い蒸気ボイラーを、地元でよく乾かした広葉樹の薪で焚いて温めています。[14][1]
湖の色を写したボトル
ボトルは湖の色。瓶を手がけたクロクソンズは、蒸溜所が建つ前から相談を受け、湖の水の色を見せるボトルとして設計したと紹介しています。日本の輸入元は、日の光を受けて輝く湖をイメージしたエメラルドグリーンのボトルと説明しています。[15][2]
瓶の表面の絵は銅色。Gin Foundryによると、絵はイラストレーターのローラ・バレットによるもの。描かれているのは24種のボタニカルすべてで、その中に湖の伝説の登場人物が隠れていて、緑がかった水色は湖の水を、金色は水面を這う苔を表しているといいます。[12][15]
ブランドが語る物語
メーカーが紹介する味わいと飲み方
ブランドのサイトの言葉では、「ふくよかで新鮮、深みと澄んだ味わいをもつ」ジン。ジュニパーを軸にした豊かでクリーンな味わいに、ラベンダーとカモミールの花の香りが重なり、柑橘とこぶみかんのさわやかさを地元の蜂蜜のほのかな甘みが落ち着かせる、と紹介しています。[3][10]
日本の輸入元も似た説明です。ジュニパーを基調にラベンダーとカモミールが層をなし、ライムやオレンジ、こぶみかんの葉のさわやかさに蜂蜜がほんのりと寄り添う、としています。2017年の発表では、フィニッシュにハチミツのやわらかな甘さが残るとも書いていました。[2][13]
勧める飲み方はジントニック。分量はジン50ml。これにプレミアムなインディアン・トニックを合わせ、オレンジの皮をひとひねりするか、ベルガモットオレンジの香りのスプレーを吹きかけます。The Gin Guildの勧めは、クラシックなマティーニです。[10][6]
日本での取り扱いと、ほかのボトル
日本への正規輸入は2017年8月に、ウィスク・イーが始めました。2025年12月の発表でも、同社はサイレントプール ジンの輸入代理店を務めています。2026年9月時点の同社の製品ページでは、度数43.0%。容量は700mlです。[13][16][2]
2021年6月には、ウィスク・イーの創業20周年を記念した「ジャパンエディション」が発売されました。桃、和梨、金柑、ゆずピール、ウーロン茶を使ったもので、輸入元は、地域限定品をつくってこなかった蒸溜所にとって初めての地域限定エディションだと紹介しています。[17]
輸入元の製品ページはロンドンドライジンと紹介しています。2025年12月の発表では、東京・南青山で2026年2月にこのジンのイベントを開くと告知しました。[2][16]
英国の公式オンラインショップには、2026年9月時点で、ローズ、イングリッシュ・ガーデン、タイ・ライムの3つの「エクスプレッション」や、1リットル瓶のレア・シトラスが並びます。度数はどれも43%です。受賞では、The Spirits Businessが開くThe Gin Masters 2019で、価格帯別の「ウルトラ・プレミアム」部門の金賞を受けています。[18][19]
受賞歴
| 2019年 | The Gin Masters 2019(The Spirits Business) 金賞(Gold)(Ultra Premium(1本36ポンド以上))[19] |
|---|
ボタニカル
色付きはこの銘柄の特徴となるボタニカルです。
つくり手:サイレントプール蒸溜所
サイレントプール蒸溜所の所在地は、イングランド南東部サリー州のアルバリー。シェア・ロード沿いです。ノーサンバーランド公爵のアルバリー・エステートの中で、「サリーヒルズ特別自然美観地域(AONB)」の内側です。
サイレントプール蒸溜所の歴史とつくり方を読む >似たボタニカルの他銘柄
よくある質問
- ボタニカルは何種類ですか。
- 24種類です。公式サイトは、なかでもアルバリー・エステートの巣箱から採った地元の蜂蜜を、最も大切にしているボタニカルとしています。
- 度数と容量はどれくらいですか。
- 日本の輸入元の情報では、度数43.0%、容量700mlです。英国の公式ショップでも、70clで43%と表示されています。
- 名前の「サイレントプール」とは何ですか。
- 蒸溜所がほとりに建つ湖の名前です。輸入元は、このジンにサイレントプール湖の水を使っていると紹介しています。
参考資料
- Silent Pool Distillers 公式(Our Story)
- ウィスク・イー(国内輸入元・製品ページ)
- Silent Pool Gin ブランドサイト(製品)
- The Gin Guild(イアン・マカロック紹介)
- The Gin Guild(Silent Pool Distillery)
- The Gin Guild(Silent Pool Gin)
- The Spirits Business(2023年9月15日)
- The Drinks Business(2023年9月14日)
- Silent Pool Distillers 公式(ボタニカル)
- Silent Pool Distillers 公式ショップ(Silent Pool Gin 70cl)
- Velier(イタリアの輸入元、2024年4月5日)
- Gin Foundry(2016年5月13日)
- ウィスク・イー(プレスリリース、2017年7月、共同通信PRワイヤー)
- Silent Pool Gin ブランドサイト(サステナビリティ)
- Croxsons(ボトル供給元の制作事例)
- ウィスク・イー(プレスリリース、2025年12月19日、PR TIMES)
- ウィスク・イー(国内輸入元・ジャパンエディション)
- Silent Pool Distillers 公式ショップ(Silent Pool Gins 一覧)
- The Spirits Business(The Gin Masters 2019 結果)
- Difford's Guide
- Silent Pool Distillers 公式(蒸溜所)
最終更新:2026-09-29 内容の誤りを知らせる